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「椎間板ヘルニア」

私にとっては、人生を左右した病気です。

なぜなら私は競技選手だったのですが、この病気が原因で身体をメンテナンスする専門家の道を選んだのですから。

このように「椎間板ヘルニア」とは、人生を左右する病気なのですが、多くの人はただ、

『腰が痛い』

といった症状しか理解していません。

さらに、
・腕にしびれがある
・足にしびれがある

という症状を感じていても、検査しないために椎間板ヘルニアを見逃していることもあるでしょう。

今、この記事をお読みのあなたは、おそらく今までにいろいろな整体院や治療院を訪れたと思います。

でも、症状が改善しなかったため、ネットで探しこの記事へたどり着かれたのだと思います。

そんなあなたの改善しない症状は、もしかすと「椎間板ヘルニア」かもしれません。

これからヘルニア経験者である、私が椎間板ヘルニアについて紹介していきます。

最後までお読みいただいて、正しい知識を身につけた上で、検査を受けて確認してください。

それでは、椎間板ヘルニアについて紹介していきます。

目次
1: 腰痛に多い椎間板ヘルニアとは?
2: 椎間板ヘルニアがおきる原因
3: 椎間板ヘルニアの症状
4: 実は自然に消えることも
5: 日常での注意点
6: まとめ

1: 腰痛に多い椎間板ヘルニアとは?

引用:http://3.bp.blogspot.com/-9hSNoNjHJWA/Uoh9Yfv-IvI/AAAAAAAAaxk/u2bCmKqn8sY/s800/body_kotsuban_white.png

椎間板ヘルニアとは、何なのでしょうか?

まず「椎間板」とは、背骨の腰の部分を構成している5つの「推骨(すいこつ)」の間にある、クッション代わりをするものを言います。

そして「椎間板」の内部には、「髄核(ずいかく)」と呼ばれるゼリー状の組織が入っています。

本来「髄核」を閉じこめている「椎間板」ですが、ひびが入ることで閉じこめられていた「髄核」の一部が外へ飛び出します。

飛び出した「髄核」が、脳から背骨に沿って身体の中心を走っている「神経」に触れ、神経を圧迫します。

この状態を「椎間板ヘルニア」と呼びます。

本来は腰をスムーズに動かすための「椎間板」なのですが、髄核が飛び出すことで、腰を動かすたびに痛みやしびれを感じ、スムーズに動かせなくなります。

2: 椎間板ヘルニアがおきる原因

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では、どうして椎間板ヘルニアがおこるのでしょう。

世の中には、同じような仕事をしていても、同じような姿勢を何時間続けていても、椎間板ヘルニアになる人と、そうでない人がいます。

これは、あなたも気づかれていることでしょう。

職場の同僚は大丈夫なのに、自分だけいつも腰が痛い。
重い荷物を運ぶようなことはないのに、運んでいる人よりも腰が痛い。

不思議ですよね?

実は、椎間板ヘルニアには、大きくわけて2つの原因があると言われています。

(1)椎間板が変化した結果
これを医学的には「変性」と呼びます。
椎間板は20歳を過ぎると、髄核の水分が減少してくると言われています。

肌や髪のつやと同じように、年齢が進むことで変化が起こってくるということですね。

このように髄核は「変化」しているのですが、日常生活を見てみると腰へ掛かる負担はいっこうに変化していません。

そうなんです。
腰を支えスムーズな動きをするための椎間板の内部は減少しているのに、椎間板への負担は減少するどころか、増加していることが多いものです。

椎間板への負担が増加すると、椎間板にひびが入ります。
そうすると、先ほどお話しましたように、髄核が飛び出します。

そして、痛みとなって現れるんですね。

だから、椎間板ヘルニアは、仕事に忙しい20歳~40歳に起こりやすいのかもしれません。

(2)遺伝的な理由
近年、研究結果から椎間板ヘルニアには、遺伝的な要因があることがわかってきました。

特に若い年齢の方に起こる、椎間板ヘルニアには遺伝的な要因が関与していることが多いようです。

もし、20歳以下で椎間板ヘルニアを疑われる場合には、遺伝的な要因がないか検査されるのも解消への方法です。

3: 椎間板ヘルニアの症状

引用:http://1.bp.blogspot.com/-FjfdqFj3Clk/UchCFY72SfI/AAAAAAAAVKM/OEH71kEKbC8/s800/sick_gikkurigoshi_man.png

ここまで椎間板ヘルニアについて、そして、椎間板ヘルニアの原因をお話してきました。

ここでは、椎間板ヘルニアに起こる症状についてお話します。

人によっていろいろな症状がありますが、一言で言うと

『痛い!』

これですね。私も経験者ですからわかります。
本当に言葉で表現できない痛みですし、いつまでも気分が晴れないことがとっても憂鬱ですね。

(1)腰痛
もっとも多い症状ですね。
髄核が背骨を通っている神経を圧迫することで、痛みが起こります。

(2)下肢痛
髄核が「大腿神経(だいたいしんけい)」や「坐骨神経(ざこつしんけい)」に繋がる神経を圧迫することで起こります。

下肢痛は、片側だけの脚に起こることが多いのも特徴です。

また、病院や治療院によっては「椎間板ヘルニア」とは呼ばずに

「坐骨神経痛」

と呼ぶところもあります。

(3)しびれ
これも痛みに次いで多い症状です。

しびれは神経が圧迫されたことで、知覚障害を起こしている状態です。

痛みも嫌なものですが、しびれは何となく気持ち悪いですね。

(4)脚に力が入らない
神経の圧迫によっては、脚に力が入らないこともあります。
このような場合、歩くことや立つことがつらくなります。

(5)直腸や膀胱に障害が出る
痛みを感じる前は大丈夫だったのに、最近、排尿や排便がうまくいかない。

こんなとき、椎間板ヘルニアが原因かもしれません。
椎間板ヘルニアは「痛み」というイメージがありますが、このような障害が起こることもあります。

4: 実は自然に消えることも

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椎間板ヘルニアの中には、何も治療しなくても半年ほどで自然に完治する場合があります。

すべての椎間板ヘルニアがこのように自然完治するわけではありませんが、髄核が飛び出した場所によっては、私たちの身体に備わった免疫細胞によって、ヘルニアが自然に消えることがあります。

ですから、椎間板ヘルニアを疑った場合は、整形外科へ行って画像検査をしてもらいましょう。

自然に治る椎間板ヘルニアなのか、そうでないのかがはっきりわかると、今以上つらくなる前に手を打つことができます。

腰の痛みやしびれは、本当につらいです。
気をつけていても、無意識に腰は動きますから余計に苦しくなってきます。

早めの対応をしてください。

5: 日常での注意点

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椎間板ヘルニアは、椎間板に掛かる負担から起こります。

ということは、わたしたちが日常で注意することは

・前屈みの姿勢を続けない
・中腰の姿勢を続けない

でも、仕事で、やむを得ない場合もあります。

そんなときは、次のことを意識しておきましょう。

・時間を決めて、定期的に軽く運動をする
・重いものを持ち上げるときは、十二分に注意する
・中腰になる作業(掃除とかですね)は、少しずつ注意してやる

また、椎間板への負担を軽減するためには

「腰まわりの筋肉を増やす」

これがおすすめです。

激しい筋トレをする必要はありません。
日常生活で使う部分だけを筋トレすればOKです。

腰を骨だけで支えるのではなく、筋肉でも支えるようにすると、椎間板の負担も少なくなります。

6: まとめ
腰痛と言えば「椎間板ヘルニア」をイメージできるくらい名前は知られています。

でも、その内容は意外と知らないままのことが多いです。

今回は、正しい知識を知っていただくために。
これから腰痛の治療をされるときに活用いただくために。

ヘルニア体験者が椎間板ヘルニアについて紹介させていただきました。

今回の記事の最後で少し話していますが、椎間板ヘルニアは「日常生活で使う部分を筋トレ」すれば、多くの場合改善します。

私もひどいヘルニアが大学生時代から始まり、その後会社員時代になっても改善しませんでした。

結局は自分で改善する方法を探し求め、現在は身体をメンテナンスする専門家となっていますが、このように改善できたのには理由があります。

その理由は、これです。

「日常生活で使う部分を筋トレする」

そして、この筋トレの方法を

「ファンクショナルトレーニング」

と言います。

このトレーニング方法を活用することで、私はヘルニアを改善しました。
また、脳梗塞の患者さんへ行うことで、麻痺があり動きづらい腕や脚が、トレーニング前よりも動くようになりました。

もし、あなたが椎間板ヘルニアを改善したいと考えておられるなら、ファンクショナルトレーニングを選択肢に入れてもらいたいと思います。

あなたの腰痛が、一日も早く改善することを祈っています。